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〔インサイト〕金現物、下落=アジア株高響くも、世界情勢の緊迫で底堅い(22日)

2014年7月22日

  【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間22日朝方の金現物相場は、アジア株が力強さを増す中を下落した。それでも1オンス=1300ドルを上回る水準を維持。ウクライナやパレスチナ自治区ガザの情勢が緊迫化していることで、安全資産としての金の魅力が増した。
 金現物相場は0554GMT時点で4.59ドル(0.35%)安の1オンス=1307ドル。前日の取引では一時0.6%高にまで上げたが、上げ幅を維持できず、横ばいで引けていた。
 ウクライナとガザの危機への懸念が根強いにもかかわらず、MSCIアジア太平洋株指数(日本除く)はこの日、3年ぶりの高値を付けた。一方で円はドルとユーロに対し軟化した。
 スイスの貴金属取引業者MKSグループはリポートで「東欧と中東の不透明感が金塊を支援するだろう。直近の下値支持線は1310ドルで、持続的な上昇には、1325~1326ドルを明確に突破する必要がある」と語った。
 一部のトレーダーは、低調な現物需要が金のいかなる上昇も抑える可能性があり、目先では多少の下落をもたらすことすらあるかもしれないと述べた。
 この日の上海黄金交易所(金取引所)では、金相場がロンドン相場と同水準だった。世界最大の金消費国である中国で買い意欲が高まっていないことを示している。金の週間ベースでの連続上昇が先週、6週間で途切れたことを受け、投資家がいくらか売りを出した。世界最大の金ETF(上場投資信託)、SPDRゴールド・トラストが発表した21日時点の金塊保有量は1.8トン減の803.34トンだった。(了)

[時事通信社]
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