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〔インサイト〕金現物、横ばい=安全資産買いで1300ドル超維持の公算(23日)

2014年7月23日

  【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間23日朝方の金現物相場は、夜間時間帯に下落した後で、ほぼ横ばいで推移している。ウクライナとパレスチナ自治区ガザの緊迫した情勢が安全資産を求める買いをもたらす中、相場は目先は1オンス=1300ドルを上回る水準を維持する公算。
 しかし、閑散期である夏のアジアの現物需要が低調であるため、いかなる相場上昇へのサポートも弱くなる可能性があり、相場が下落した際も底を形成できなくなる恐れすらある。
 金現物相場は0627GMT時点でほぼ変わらず(0.39ドル安、0.03%安)の1オンス=1306.61ドル。前営業日は株高に圧迫されて0.4%下落していた。
 オーストラリア・ニュージーランド(ANZ)銀行のアナリスト、ビクター・ティアンピリヤ氏は「金相場が今年は圧迫されるとの予想を維持する。一方で、短期的には一段の安全資産需要にも留意している」と説明。「金の現物需要は依然低調だ。新たな買い意欲を生むには相場の大幅下落が必要だ」と指摘した。
 22日発表されたロイター通信の調査結果によると、アナリストやトレーダーらは今年の金の平均相場が1277ドルになると予想。米金融政策が正常化に向かい、アジア需要が弱いことが背景。
 またディーラーらによると、季節要因や、2013年の購入量が通常より多かったことのほかに、相場が一段と下げる可能性が買い手を遠ざけているという。(了)

[時事通信社]
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