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〔インサイト〕金現物、小幅高=ウクライナめぐる懸念で(6日)

2014年8月6日

   【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間6日朝方の金現物相場は小幅高。ウクライナ国境での戦闘拡大をめぐる懸念で世界の株式相場が圧迫されており、リスク回避の動きが金相場の支援材料になったとみられる。
 ポーランドのシコルスキ外相は、ロシアが対ウクライナ国境付近に軍部隊を集結させていると発言。これを受けて6日のアジア株式市場は下落、ドルは約11カ月ぶりの高値で推移している。
 金現物は0623GMT時点で、0.3%高の1オンス=1291.80ドル。
 中国・深センのジンルイ・フューチャーズの貴金属アナリストは「ドル高が進んでいるため、金相場が1300ドルの節目を突破するのは難しい可能性がある。唯一の支援材料は地政学的リスクだ。ウクライナ問題をめぐる緊張が極端に高まらない限り、金相場も大きく上昇することはないだろう」と話した。
 5日発表された6月の米製造業受注は予想を上回り、投資家らは引き続き経済データに注目している。
 最近のデータは米経済の力強い回復を示すもので、金融政策が早期に引き締めに転じるとの懸念から、金の魅力が損なわれている。(了)

[時事通信社]
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