商品先物取引会社の情報はコモディティニュース

Comodity News コモディティニュース

  • トップページ
  • 初心者講座
  • 商品先物会社情報
  • マーケットニュース
  • 会社別ニュース
  • ブログ
  • 手数料ランキング
  • タイアップ企画
  • キャッシュバック情報
  • 金ミニ情報
  • サポート体制
  • 運営会社

今月の特集 商品先物ウォッチ!

〔インサイト〕金現物、小幅高も2カ月ぶり安値圏=週間で下落へ(22日)

2014年8月22日

   【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間22日朝方の金現物相場は、5営業日続落の後で小幅上昇している。それでも2カ月ぶり安値近辺の水準にとどまっており、今週は週間ベースでここ5週間で最も悪い値動きとなる見込み。強めの米経済指標と、米連邦準備制度理事会(FRB)が予想より早く利上げする可能性への懸念が金相場を押し下げた。
 20日に公開された、FRBの7月会合の議事要旨で、労働市場の回復が予想外に力強いことを踏まえ、政策金利を想定よりも早く引き上げるべきかどうかが議論されたことが明らかになり、金相場に強い打撃を与えた。金は特に21日に圧迫された。この日、相場が1オンス=1284ドルの200日移動平均を割り込んだことでストップロス(損切り)の売りが出て、相場は1%超の大幅下落を演じた。
 ある貴金属トレーダーは「現時点で金のテクニカル状況は非常に弱い。利上げが早まる可能性を裏付ける材料がさらに出てくれば、1250ドルを下回る水準へ下げる可能性がある。ドル高も相場の支援材料にはならない」と語った。
 金現物相場は0626GMT時点で2.75ドル(0.22%)高の1オンス=1279.74ドル。21日に付けた2カ月ぶり安値1273.06ドルに近い水準にある。
 金は今週を通じては2%近い下落で、週間ベースでは7月14~18日の週以来の大幅安となる見通しだ。
 ドルは22日序盤では、主要通貨バスケットに対して年初来高値をわずかに下回る水準で推移している。米不動産業者協会(NAR)が21日発表した7月の米中古住宅販売件数が10カ月ぶりの高水準だったことや、同日発表された先週の米新規失業保険申請件数の減少は、米経済の力強さを示しており、安全資産としての金の魅力が低下した。(了)

[時事通信社]
その他のニュース
表示情報に関するご注意

Copyright © Commodity News. All rights reserved.