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〔インサイト〕パラジウム、ロシア供給懸念で4日続伸=金は横ばい(1日)

2014年9月1日

   【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間1日朝方のパラジウム相場は4営業日続伸、一時は13年半ぶりの高値を付けた。ウクライナ情勢によって世界最大の生産国ロシアからの供給に影響が出るかもしれないとの懸念が背景。一方、ドルが小幅上昇する中で、金現物相場はほぼ変わらずで推移している。
 パラジウム現物相場は0623GMT時点で0.8%高の1オンス=906.50ドル。一時は13年半ぶりの高値の907.50ドルを付けていた。
 ウクライナ情勢の緊張が高まり、対ロシア経済制裁の対象にパラジウム生産業者が加えられる可能性を投資家は懸念している。ロシアは昨年の世界のパラジウム供給の4割強を占めた。
 パラジウムは年初来で27%近く上昇。好調な自動車販売や、世界2位の生産国南アフリカの鉱山ストで供給が減ったことも相場を押し上げてきた。
 オーストラリア・ニュージーランド銀行のアナリスト、ビクター・ティアンピリヤ氏はリポートで「パラジウムは一段の上昇が可能な状況にある」と述べた。  金相場は、ウクライナ情勢の緊張の高まりを支援材料にできずにいる。ドル高が金塊の安全資産としての魅力を相殺している。
 金現物相場は0623GMT時点で0.63ドル(0.05%)高の1オンス=1287.7ドル。先週は小幅な上昇だった。
 ドル指数は1年1カ月ぶりの高値近辺で推移し、金相場を圧迫した。株高も金投資意欲を減退させている。世界最大の金上場投資信託(ETF)、SPDRゴールド・トラストは、29日時点で金保有高が0.08%減の795トンだったと発表した。(了)

[時事通信社]
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