〔インサイト〕金現物、横ばい=米雇用統計の弱さが下支え(8日)
2014年9月8日
【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間8日朝方の金現物相場は、前週末の上昇分を維持する格好で、横ばい推移。前週末に発表された米雇用統計が予想を下回ったことで、早期の利上げ観測が後退し、金相場も支援された。
金現物は、0638GMT時点で、ほぼ変わらずの1オンス=1268・06ドル。
ANZのアナリスト、ビクター・シアンピリヤ氏は「米国の雇用の伸びが8月は減速したことで、利上げに対する慎重な見方が強まり、金相場に対しては一定の支援となった」と話した。
ウクライナ危機の動向も、市場では注目されているという。
金相場が約3カ月ぶり安値圏に下落したことで、現物需要が上向いたことも、相場の下支え要因。(了)
[時事通信社]
金現物は、0638GMT時点で、ほぼ変わらずの1オンス=1268・06ドル。
ANZのアナリスト、ビクター・シアンピリヤ氏は「米国の雇用の伸びが8月は減速したことで、利上げに対する慎重な見方が強まり、金相場に対しては一定の支援となった」と話した。
ウクライナ危機の動向も、市場では注目されているという。
金相場が約3カ月ぶり安値圏に下落したことで、現物需要が上向いたことも、相場の下支え要因。(了)
[時事通信社]
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