商品先物取引会社の情報はコモディティニュース

Comodity News コモディティニュース

  • トップページ
  • 初心者講座
  • 商品先物会社情報
  • マーケットニュース
  • 会社別ニュース
  • ブログ
  • 手数料ランキング
  • タイアップ企画
  • キャッシュバック情報
  • 金ミニ情報
  • サポート体制
  • 運営会社

今月の特集 商品先物ウォッチ!

〔インサイト〕金、序盤の下落から回復=香港の民主派デモ受け(29日)

2014年9月29日

   【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間29日朝方の金現物相場は、香港で民主化を求めるデモ隊が警官隊と衝突したことを受け、序盤の下落分を取り戻し回復する展開となった。ドル相場上昇で金の上値は抑えられているものの、安全資産としての金の魅力は高まっている。
 香港市場の株価が2%超の下落となり、ほかのアジア各国市場の株価も4カ月ぶり安値となる中、政情不安の際には代替的な投資先とみられている金が上昇した。
 香港は中国本土からの観光客にとって人気のスポットで、ディーラーらの一部は香港の小売売上高が国慶節期間中にもかかわらず、デモで打撃を受ける恐れがあると懸念している。
 香港の貴金属トレーダー、ヘレウス・メタルズのディック・プーン・ゼネラルマネジャーは「金の売り上げに何らかの影響は間違いなくあるだろう」と指摘。さらに「祝日で多くの中国人観光客が香港を訪れ、宝飾品を買い求めるが、今回は民主派デモでその動きが止まる可能性がある」と話した。
 金現物は約0.3%下落した後、0642GMT時点でほぼ横ばいの1オンス=1218.76ドルで推移している。
 ドルが強含んでいるほか、米経済が回復基調にあることで、投資家らの間で金への関心が抑えられている状況だ。世界最大の金上場投資信託(ETF)、SPDRゴールド・トラストは、26日時点で金保有高が1.20トン減の772.25トンだったと発表した。これは2008年12月以来の低水準。(了)

[時事通信社]
その他のニュース
表示情報に関するご注意

Copyright © Commodity News. All rights reserved.