〔インサイト〕金、3日続落=好調な経済指標で安全資産の魅力後退(24日)
2014年10月24日
【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間24日朝方の金現物相場は、3営業日続落。ドル高や経済指標の好調を受け、安全資産としての魅力が後退し、週ベースでも3週ぶりの下落となる見通し。
ニューヨークの医師が、エボラ出血熱の検査で陽性反応となったことを受け、債券や円など他の安全資産は買われたが、金は下落した。
前日の経済指標は世界的に強い内容となり、最近の株価急落に対する警戒感が後退、金からリスク資産への資金シフトが促された。
オーストラリア・ニュージーランド銀行のアナリスト、ビクター・シアンピリヤ氏は「強い内容の経済指標が、金に対する投資意欲を弱め、金相場の下落につながった」と話した。
金現物は0.3%安となった後、0623GMT時点では、1オンス=1231.70ドルに回復。過去2日で1%以上下落した。
世界最大の金上場投資信託であるSPDRゴールド・トラストの金保有高は今週、2008年後半以来の水準に落ち込み、市場心理の弱さを示した。(了)
[時事通信社]
ニューヨークの医師が、エボラ出血熱の検査で陽性反応となったことを受け、債券や円など他の安全資産は買われたが、金は下落した。
前日の経済指標は世界的に強い内容となり、最近の株価急落に対する警戒感が後退、金からリスク資産への資金シフトが促された。
オーストラリア・ニュージーランド銀行のアナリスト、ビクター・シアンピリヤ氏は「強い内容の経済指標が、金に対する投資意欲を弱め、金相場の下落につながった」と話した。
金現物は0.3%安となった後、0623GMT時点では、1オンス=1231.70ドルに回復。過去2日で1%以上下落した。
世界最大の金上場投資信託であるSPDRゴールド・トラストの金保有高は今週、2008年後半以来の水準に落ち込み、市場心理の弱さを示した。(了)
[時事通信社]
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