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〔インサイト〕金現物、2週間ぶり安値から回復=米FOMCに注目(28日)

2014年10月28日

   【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間28日朝方の金現物相場は、一時約2週間ぶり安値に下落した後で値を戻し、前日比プラス圏で推移している。投資家は米利上げのタイミングに関する手掛かりを求め、この日から始まる米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策会合を気にしている。
 FRBは2日間の連邦公開市場委員会(FOMC)の締めくくりに、大量の債券買いの景気刺激策(量的緩和策)の終了を発表する公算が大きい。投資家はFRBの声明を精査し、利上げのシグナルや、世界経済についての見方をくみ取ろうとするだろう。
 金現物相場は一時10月15日以来の安値となる1オンス=1222.20ドルに下落、その後回復し、0650GMT時点では3.51ドル(0.29%)高の1228.65ドル。ロイター通信のテクニカルアナリスト、ワン・タオ氏によれば、金は1233ドルの上値抵抗線を試す可能性がある。
 ある香港のトレーダーは「昨日の安値を割り込んだ際に、いくらかストップロス(損切り)が発動した。しかし中国勢が買いに入り、金を押し上げた」と説明。「市場参加者はFOMCを前に神経質になっており、大きなポジションの変化はなさそうだ。現時点では、相場が1220ドルから1240ドルのレンジを維持すると思う」と語った。
 過去1カ月間の金融市場の急激な変動で、インフレ見通しの一部指標が懸念されるほど低くなった後を受けて、FRBは今回のFOMCで、これまで表明してきた、利上げまで相当の間待つ考えをより強める公算が大きい。
 利上げの延期は、利息を生まない資産である金の相場を押し上げる可能性がある。28日のアジア株は上昇、一方ドルは横ばいだった。(了)

[時事通信社]
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