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〔インサイト〕金現物、上昇も週ベースは3週連続下落へ(13日)

2015年2月13日

   【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間13日朝方の金現物相場は上昇、5週間ぶり安値を上回る水準を維持している。ドル安とギリシャをめぐる不透明感が相場上昇の背景にある。ただ、米利上げ観測により、金は週間ベースでは約0.5%安と3週連続の下落となる見込み。
 金現物相場は0720GMT時点で8.4ドル(0.69%)高の1オンス=1230.6ドル。金は前日に5週間ぶり安値の1216.45ドルを付けた後で値を戻し、0.3%高で引けた。
 MKSグループのトレーダー、サム・ラフリン氏は「金の下支えは1216ドルの100日移動平均付近で顕著だ。ギリシャの債務問題が再度協議される16日のユーロ圏財務相会合が待たれる中、この水準は短期的に維持されるだろう」と述べ、次の支持線水準は1200ドルだと付け加えた。
 ギリシャと、同国に金融支援を行っている欧州諸国との交渉や、同国のユーロ圏における将来をめぐる不透明感が株式市場に打撃を与える中、金相場は最近幾分上昇している。
 ギリシャのチプラス首相とユーロ圏財務相会合のデイセルブルム議長(オランダ財務相)は12日、ギリシャ当局者らが欧州委員会、欧州中央銀行(ECB)、国際通貨基金(IMF)の代表らと13日に会い、支援問題について協議することで合意した。ギリシャにとっては政治的譲歩で、左派主導の新政権が早ければ来月上旬にも資金不足になる事態が回避される可能性がある。
 米経済統計で小売売上高と新規失業保険申請件数が、いずれも暗めの内容だったことを受けたドル安も、金相場を支援した。(了)

[時事通信社]
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