〔インサイト〕金現物、軟調=ドル高が圧迫(13日)
2015年4月13日
【シンガポール・ロイターES=時事】週明け欧州時間13日朝方の金現物相場は軟調。米連邦準備制度理事会(FRB)が早期利上げに踏み切る途上にあるとの観測に支えられ、ドル相場が値を上げたことに圧迫された。
金現物相場は0645GMT時点で0.3%安の1オンス=1204.16ドル。
OCBC銀行のバーナバス・ギャン氏は、米当局が約10年ぶりの利上げに踏み切るタイミングが、金の「カギを握る材料だ」と指摘。
「6月の利上げが見送られ、(次回発表の)雇用統計が期待されているほどの内容でなければ、1250ドルまで上昇する可能性がある」との見方を示した。
世界第2の消費国である中国の需要は引き続き低迷。国際スポット指標相場に対するプレミアムは1~2ドルにとどまっている。(了)
[時事通信社]
金現物相場は0645GMT時点で0.3%安の1オンス=1204.16ドル。
OCBC銀行のバーナバス・ギャン氏は、米当局が約10年ぶりの利上げに踏み切るタイミングが、金の「カギを握る材料だ」と指摘。
「6月の利上げが見送られ、(次回発表の)雇用統計が期待されているほどの内容でなければ、1250ドルまで上昇する可能性がある」との見方を示した。
世界第2の消費国である中国の需要は引き続き低迷。国際スポット指標相場に対するプレミアムは1~2ドルにとどまっている。(了)
[時事通信社]
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