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〔インサイト〕金現物、ほぼ変わらず=米利上げ時期見極め(30日)

2015年4月30日

   【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間30日朝方の金現物相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)が最近の米経済の減速が一時的であると判断し、年内の利上げを排除しなかったことを受け、オーバーナイトでの値下がりを保っている。金現物相場は0640GMT時点で変わらずの1オンス=1204.20ドル。前日は0.6%下落した。金相場は、最近の弱い米経済指標を踏まえてFRBが声明で利上げ先送りを示唆する可能性があるとの期待感を背景に、およそ3週間ぶりの高値まで買われていた。
 FRBは28、29両日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、労働市場や景気に対する評価を引き下げる一方で、景気減速は一時的要因によるものとの認識を示した。FRBの政策運営指針は前回FOMCからほとんど変わらず、次回会合で利上げに踏み切る可能性を排除しなかった。HSBCのアナリスト、ジェームズ・スティール氏は「金現物市場では、FOMC後の声明がややタカ派な見方として受け止められたかもしない」と語った。
 投資家たちは、高い金利は利子を生まない金に対する需要を減らすとみている。さらに投資家たちは、金が約3週間ぶりの高値を維持できなかったことで、一段安に向かう可能性があると予想している。
 ドルは29日の取引で、米1~3月期GDP(国内総生産)が前期比0.2%増と、前期(同2.2%増)から急減速したことを受けて緩んだ。FOMC後の声明でドルはやや戻したが、市場参加者は、ドルの大幅値下がりを踏まえると、金相場の追い風になっているはずだったと話した。
 市場参加者は今後、米経済指標がFRBの利上げのタイミングに影響するかどうかを見極めるほか、ギリシャ問題にも関心を寄せる見通しだ。(了)

[時事通信社]
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