〔インサイト〕金、小動き=週間では2週連続下落へ(29日)
2015年5月29日
【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間29日朝方の金現物相場は、小動き。2週間半ぶり安値を上回る水準で推移している。最近上昇していたドルが反落したことが背景。それでも金は週間ベースでは、米利上げ見通しを受けて2週連続の下落に向かっている。
金現物相場は0646GMT時点で0.2ドル(0.02%)高の1オンス=1187.90ドル。28日には2週間半ぶり安値の1180.55ドルに下げていたが、ドルと株価が軟化する中、やや値を戻した。週間ベースでは依然1.5%安となっている。
ドルはアジア取引序盤で下落。今週の上昇が一服した。
MKSグループのトレーダー、ジェーソン・セリソラ氏は「金相場は引き続き1180~1195ドルのレンジで推移する見込み。ドルの急伸で、このレンジを割り込む可能性がより高まったようにみえる」と述べた。
またスコシアモカッタのテクニカル・アナリストらは、金の勢いは現在下落方向にあり、1171ドルを割り込めば新たな売りが予想されると語った。
きょうは米GDP(国内総生産)統計が待たれている。(了)
[時事通信社]
金現物相場は0646GMT時点で0.2ドル(0.02%)高の1オンス=1187.90ドル。28日には2週間半ぶり安値の1180.55ドルに下げていたが、ドルと株価が軟化する中、やや値を戻した。週間ベースでは依然1.5%安となっている。
ドルはアジア取引序盤で下落。今週の上昇が一服した。
MKSグループのトレーダー、ジェーソン・セリソラ氏は「金相場は引き続き1180~1195ドルのレンジで推移する見込み。ドルの急伸で、このレンジを割り込む可能性がより高まったようにみえる」と述べた。
またスコシアモカッタのテクニカル・アナリストらは、金の勢いは現在下落方向にあり、1171ドルを割り込めば新たな売りが予想されると語った。
きょうは米GDP(国内総生産)統計が待たれている。(了)
[時事通信社]
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