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〔インサイト〕金現物、伸び悩む=米利上げに注目戻る(18日)

2015年8月18日

   【マニラ・ロイターES=時事】欧州時間18日朝方の金現物相場は、狭いレンジ内で推移している。経済関連のシグナルがおおむね堅調な内容である中、米利上げが迫っているとの見方から金は伸び悩んでいる。
 金は先週、週間ベースで8週間ぶりに上昇した。中国が人民元を突然切り下げて世界に衝撃を与えたことで、金に安全資産を求めての買いが幾らか入った。それ以降人民元相場は安定化しつつあるため、市場の注目は、近い時期にあるとされる米利上げに戻った。
 ただ香港のウィンファン・フィナンシャルグループの調査責任者、マーク・トー氏は、金相場が比較的安定していることから、投資家は年内の利上げを完全に織り込み済みかもしれないと述べる。トー氏は「1~2週間は1100ドル付近で推移するだろう。利上げは、9月になるにせよ12月にせよ、既に完全に織り込まれていると思う」と語った。
 金現物は0603GMT時点で0.1%高の1オンス=1118.78ドル。前日は幾分上昇していた。
 金は先週、3週間ぶり高値の1126.31ドルを付けた。人民元の切り下げで、米連邦準備制度理事会(FRB)が年内利上げを見送る可能性があるとの臆測が一部で生じたことが背景。
 17日発表された8月のニューヨーク州製造業景況指数は2009年以来の低水準だったが、同日に全米住宅建設業協会(NAHB)が発表した8月の米住宅建設業者信頼感指数は約10年ぶりの高水準だった。堅調な雇用の伸び、小売売上高の回復、住宅部門の改善は、FRBが年内利上げに向かっていることを示唆している。(了)

[時事通信社]
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