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〔インサイト〕金現物、小反発=米利上げ観測で6年ぶり安値近辺(26日)

2015年11月26日

   【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間26日朝方の金現物相場は小反発したが、依然約6年ぶりの安値近辺で推移している。ドルが数カ月ぶり高値水準を維持していることに加え、米経済統計が年内利上げ観測を後押しする内容だったことが背景にある。  米商務省が25日発表した10月の耐久財受注統計で、設備投資の先行指標となる航空機を除く非国防資本財受注は1.3%と大幅に増加した。また同日発表された先週の米新規失業保険申請件数は前週から減少した。10月の米個人消費支出はわずかな増加にとどまったものの、米連邦準備制度理事会(FRB)が12月の次回政策会合で利上げに踏み切るのに十分な力強さが経済にあるとの見方にほとんど影響を与えなかった。  金現物相場は0634GMT時点で1オンス当たり1.69ドル(0.16%)高の1072.7ドル。前日は0.4%下落していた。金は先週、2010年2月以来の安値となる1064.95ドルを記録した。  ドル指数は前日に付けた8カ月ぶり高値100.17近辺の水準を維持し、金相場を圧迫している。  スコシアモカッタのアナリストらはメモで「金に影響を与えうる材料として、ドルを注視し続けている。ドル指数は数年ぶり高値の100.39に手が届く距離にいる。この水準を突破すれば金に下落方向の圧力がかかる。1066ドルを割り込めば、次は2010年の安値である1045ドルだ」と語った。  ドル以外の通貨の保有者からみて、ドル高はドル建ての金塊をより高価にする。  今週はトルコによるロシア軍機撃墜で両国の緊張が高まり、安全資産を求めての金買いがみられたが、米利上げ懸念を背景に買いは減っている。(了)

[時事通信社]
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