〔インサイト〕金現物、1週間ぶり安値=ドル高が重し(23日)
2016年3月23日
【メルボルン・ロイターES=時事】欧州時間23日朝方の金現物相場は、1週間ぶりの安値で取引されている。ブリュッセルの空港や混雑時間帯の地下鉄でテロが起きた後、金の安全資産としての魅力がやや高まったものの、ドル高による重しの影響が上回った。 オーバーナイト時間帯にベルギーでの爆発テロ事件が伝わったことや、米連邦準備制度理事会(FRB)当局者のタカ派的な発言がドル相場を下支えた。ただ米金利の先高感は、金投資の妙味を低下させている。 BMIリサーチはメモで、「特に、遅いペースでの米国経済の正常化によって実質金利が押さえられ、投資対象としての貴金属の魅力をそいでいる」と指摘した。 金現物は0634GMT(日本時間午後3時34分)時点で、1オンス当たり1%安の1235.36ドル。25日から始まるイースター(復活祭)休暇を控えた利食い売りが出て、一時16日以来の安値となる1231.60ドルに下落した。 シンガポールのトレーダーは「ブリュッセルのテロを受けて昨日は一時的に上昇したが、きょう市場が開くとアジアに続いて売られた」と述べた。(了)
[時事通信社]
[時事通信社]
その他のニュース