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〔インサイト〕金現物、下落=ドルとアジア株の上昇で(14日)

2016年4月14日

   【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間14日朝方の金現物相場は3営業日続落。約1%値下がりした。ドル高に加え、世界の各中央銀行が減速する景気を支援するために金融政策を緩和するとの期待からアジア株が上昇したことが背景。  シンガポール通貨庁(MAS、中央銀行)がシンガポール・ドル相場を上昇方向に誘導している傾斜をゼロにする金融緩和措置を取ると発表し、市場を驚かせたことを受けてアジア株は4カ月超ぶりの高値水準に上昇し、アジア通貨は対ドルで下落した。  金現物相場は1オンス=1228.70ドルまで下落した後で下げ幅を縮小し、0633GMT時点では0.8%安の1232.50ドル。  HSBCのアナリスト、ジェームズ・スティール氏は「金の下落は投資家のリスク選好の回復が原因。最近の株価急伸や金上場投資信託(ETF)需要の横ばい化は相場が値固め期間に入ったことを示している。値固めが売りに変わる可能性はあるが、続落は、起きる可能性は高いものの、大幅なものにはならないはずだ」と語った。  金ETFには今年に入ってから資金が大量流入していたが、最近数日間で資金流出が見られる。  世界最大の金ETF、SPDRゴールド・トラストの資産保有高は13日に5.05トン減の810.09トンと、1カ月ぶりの低水準になった。  トレーダーらによるとチャート上で金は弱く、相場が1230ドル付近の50日移動平均を割り込む中、大量の売りが見られる。米金融政策をめぐる不透明感も相場を圧迫した。(了)

[時事通信社]
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