〔インサイト〕金現物、軟調=OPEC総会を注視(29日)
2016年11月29日
欧州時間29日朝の金現物相場は、ドルがしっかりで推移する中、軟調となった。石油輸出国機構(OPEC)総会を控え、市場では様子見気分が強い。 金現物は0559GMT(日本時間午後2時59分)時点で、0.2%安のオンス当たり1191.00ドル。前日は0.9%高だった。 米市場の金先物は弱含み、1190.10ドル。 シンガポールを拠点とするOCBC銀行のアナリスト、バルナバス・ガン氏は「OPEC総会が注視されている可能性がある。総会の結果で原油相場が押し上げられれば、世界的、特に米国でインフレ圧力が若干増し、金相場が下落する公算が大きい」と語った。(ロイターES時事)
[時事通信社]
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