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〔インサイト〕金現物、下落=ドル相場回復で(18日)

2017年1月18日

   欧州時間18日朝の金現物相場は、前日の8週間ぶり高値水準から下落した。ドルが安値から回復したことに加え、今週のトランプ氏の米大統領就任を控えて投資家が利益を確定したことが背景にある。  金現物相場は0706GMT時点で0.3%安の1オンス=1212.43ドル。前日には8週間ぶり高値の1218.64ドルを付けた。  MKS・PAMPグループのトレーダー、アレックス・ソーンダイク氏は「金は寄り付きですばやく上昇した後で、午前中は利食い売りと生産者の売りに値下がりした」と説明。「ドルの下げが一服したことも金と銀を軟化させた」と語った。  ドル指数は0.3%高の100.61。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが、ドル高が「われわれを苦しめている」とのトランプ氏発言を報じたことを受けて、前日は2016年12月8日以来の安値となる100.26を記録した。(了)

[時事通信社]
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