〔インサイト〕金、小幅上昇=トランプ氏就任前に逃避買い(20日)
2017年1月20日
欧州時間20日朝の金現物相場は小幅上昇。トランプ氏の米大統領就任を同日に控える中、ドル安に後押しされた。 金現物は0550GMT時点で、0.1%高の1オンス=1206.26ドル。 ゴールド・ティーラーズ(香港)の主任ディーラー、リー・チョン氏は「トランプ氏就任を前に、若干の逃避買いがあった」と説明した。 トランプ氏の保護主義的姿勢で、金の安全資産としての価値が高まっている。 HSBCのアナリスト、ジェームズ・スティール氏は「米新政権は、過去数十年の例と比べても未知数の部分が多い」と指摘した。 金相場は昨年12月に10カ月半ぶり安値を付けた後、7%超値を戻している。 ドル指数は0.2%安の100.970。(ロイターES時事)
[時事通信社]
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