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〔インサイト〕金現物、横ばい=北朝鮮懸念で一時1週間ぶり高値(26日)

2017年9月1日

欧州時間26日朝の金現物相場は、約1週間ぶり高値を付けた後で上昇分を消し、ほぼ変わらず。北朝鮮をめぐる緊張を背景とした安全資産需要に支えられた。  金現物相場は0636GMT(日本時間午後3時36分)時点でほぼ変わらずの1オンス=1310.01ド ル。一時は9月20日以来の高値となる1313.54ドルを付けた。前日は1%超値上がりした。  中国最大の金上場投資信託(ETF)、華安黄金のファンドマネジャー、リチャード・スー氏は「株式市場の急落とリスク回避傾向の高まりが金相場を押し上げている」と指摘した。  OANDAのシニア市場アナリスト、ジェフリー・ハレー氏は「金相場は短期的には引き続きニュースに動かされるだろう」と述べた。  北朝鮮情勢の緊張が高まり、また投資家が米金融政策見通しに関する新たなシグナルを待つ中、アジア株は軟化し、円は上昇した。  米ミネアポリス連邦準備銀行のカシュカリ総裁は、追加利上げは必要ないとの認識を示した。(ロイターES時事)

[時事通信社]
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