〔インサイト〕金現物、ほぼ変わらず=次期FRB議長めぐる警戒で(24日)
2017年10月24日
24日の欧州時間朝方の金現物相場はほぼ変わらず。米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長公表をめぐる警戒感から、閑散商いとなった。 金現物は0700GMT(日本時間午後4時)時点では、0.1%安のオンス当たり1280.80ドル。 在香港のトレーダーは、「まだ金を大きく売り込むような材料はない。為替の方向性を探っている。トランプ米大統領がFRB次期議長を早めに発表してしまう懸念が一部にあるようだ」と話した。 その上で、「この水準から上昇すれば驚きだ。株式市場を踏まえると、依然としてリスクオンとなっている。全般的に金は圧迫され、1260ドルの水準に下げるとみている」と指摘。「FRB関連の報道が出るまでは、1275~1285ドルの水準で値固めだろう」と予想した。(了)
[時事通信社]
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