〔インサイト〕金現物、小幅安=好調な米指標受け1週間ぶり安値(30日)
2017年11月30日
欧州時間30日朝の金現物相場は小幅安。良好な7~9月期の米実質GDP(国内総生産)改定値や、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が景気に強気の認識を示したことが重しとなり、1週間ぶり安値を付けた。ただ、11月は月間ベースで3カ月ぶりの上昇を記録する見通し。 明確な材料が欠ける中で、11月は1オンス=1265~1300ドルで推移。月間ベースとして12年ぶりの狭いレンジで取引されている。 金現物は0813GMT(日本時間午後5時13分)時点で、0.1%安の1オンス=1281.92ドル。一時は1281.31ドルと22日以来の安値を付けた。月間は0.9%高。 中国最大の金上場投資信託(ETF)、華安黄金のファンドマネジャー、リチャード・スー氏は「われわれは金相場が今後2カ月、落ち着きを維持するとみているが、その後は上昇し始めるだろう」と分析した。(ロイターES時事)
[時事通信社]
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