〔インサイト〕金現物、ドル高映し軟調(4日)
2017年12月4日
欧州時間4日朝の金現物相場は、ドル高を映して軟調に推移している。米上院の税制改革法案可決を受け、経済成長に弾みがつくとの期待感から、ドル買いが進んだ。 金現物相場は0735GMT(日本時間午後4時35分)時点で、0.6%安の1オンス=1272.91ドル。これより先、一時は1289.50ドルの高値を付けた。 MKS・PAMPのトレーダー、サム・ラフリン氏は「金はドルの動きに敏感に反応する公算が大きい。連邦準備制度理事会(FRB)によるロシア疑惑捜査や、税制改革の行方に注目が集まっている」と指摘した。 ロイター通信のテクニカルアナリスト、ワン・タオ氏によると、金は1272ドルの下値支持線を割り込み、次の支持線となる1263.35ドルに向かう可能性がある。(ロイターES時事) [時事通信社]
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