〔インサイト〕金現物、小高い=ドル安で(19日)
2017年12月19日
19日欧州時間朝方の金現物相場は、ドル安を受けて小高くなった。投資家らは米税制改革法案が可決された場合の影響を見極めようとしている。 金現物は0808GMT(日本時間午後5時08分)時点で、0.2%高のオンス当たり1263.61ドル。 法案への賛成を留保していた共和党の上院議員2人が、法案支持を表明。下院は19日、上院は19日内か20日に採決を行う見通し。 FXTMの主任市場ストラテジスト、フセイン・サイド氏は、「今週の税制改革法案の議会通過と大統領による署名は、金相場を圧迫するだろう。リスク資産への投資意欲を高めるとともに、金利上昇とドル高を招く」と予想した。 一方で同氏は、イールドカーブのフラット化がドル高を抑制する可能性があると指摘した。(ロイターES時事)
[時事通信社]
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