〔インサイト〕金現物、4カ月超ぶり高値=ドル安で(15日)
2018年1月15日
欧州時間15日朝方の金現物相場は、4カ月超ぶりの高値を付けた。ドル安が支援材料となった。ドルは、対主要通貨バスケットで3年ぶり安値まで下落した。 金現物は0718GMT(日本時間午後4時18分)時点で、0.3%高の1オンス=1342.50ドル。一時、昨年9月8日以来の高値となる1344.4ドルを付けた。 金相場は先週、1.4%上昇。5週間連続で上昇した。 OANDAのスティーブン・イネス氏は「ドル安は、金相場の一番の材料だ。投資家は、一触即発状態の中東の地政学的な紛争地域を注視している」と述べた。 同氏は「核合意に関するイラン政府の順守について認めないとのトランプ大統領による決定を受けて、イランは今年も、大きな地政学的リスクの一つだ」と話した。(ロイターES時事)
[時事通信社]
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