〔インサイト〕金現物、下落=ドル上昇で(17日)
2018年1月17日
欧州時間17日朝の金現物相場は下落。ドルが対通貨バスケットで3年ぶり安値から上昇する中、金は序盤に上げた後で値を消した。 金現物は0641GMT(日本時間午後3時41分)時点で、0.3%安の1オンス=1334.86ドル。一時は1343.91ド
ルまで上昇した。15日は1344.44ドルと昨年9月8日以来の高値を付けた。 ドル指数は0.3%高の90.684。一時は90.113と2014年12月以来の安値に下落した。 ソシエテ・ジェネラルのグローバル・コモディティーズ・ストラテジスト、マーク・キーナン氏は、金相場の値動きの大半がドル相場がらみだと指摘した上で、「われわれは金は下落するとみている。アジアでの現物需要の乏しさが理由だ。また今年利上げが行われる見通しであることが金に逆風になっている」と語った。(ロイターES時事)
[時事通信社]
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