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〔インサイト〕金現物、上昇=米中貿易戦争の懸念再燃で(2日)

2018年4月2日

【ベンガルール・ロイターES=時事】週明け2日の金現物相場は、ドルが軟化する中を上昇した。中国がトランプ米政権による鉄鋼・アルミニウムの輸入制限に対する報復措置として、米国から輸入する128品目に最高25%の関税を上乗せしたことから、貿易戦争をめぐる懸念が再燃したのが背景。  金現物は4営業日ぶりに反発し、0706GMT(日本時間午後4時06分)時点で0.5%高の1オンス=1331.19ドル。  関税上乗せは2日に実施され、対象品目は3月23日に示された総額30億ドル相当。  ICBCスタンダードバンク東京支店長の池水雄一氏は「貿易戦争が繰り広げられており、状況は悪化しつつある。人々がドルを売り、金を買っているのはそれが理由かもしれない」と語った。  ドル指数は0.3%安。  金は先週を通じて1.7%安と、週間ベースで昨年12月上旬以来の大幅下落を記録。それでも1~3月期を通じては1.7%高と、3四半期連続の上昇となった。  シンガポールを拠点とするトレーダーは、相場が底を打ったとの見方を背景に安値拾いの買いが相場を押し上げていると説明した。  米商品先物取引委員会(CFTC)が3月30日発表した取組高報告(3月27日までの週)によると、ヘッジファンドや資金運用担当者によるニューヨーク商品取引所(COMEX)の金の買い越しは17万2834枚と、前週から5万0996枚増加した。(了)

[時事通信社]
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