〔インサイト〕金現物、6週間ぶり安値=ドル高が圧迫(1日)
2018年5月1日
【ベンガルール・ロイターES=時事】欧州時間1日朝の金現物相場は下落し、6週間ぶり安値を付けた。ドルが3カ月半ぶり高値付近で推移しているほか、投資家が米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策の方向性を見極めようとしている。 金現物は0716GMT(日本時間午後4時16分)時点で、0.3%安の1オンス=1310.77ドル。 OANDAのアジア太平洋取引責任者、スティーブン・イネス氏は「最近のドル相場回復は金現物にマイナスの影響を及ぼしている。ドル反発の勢いは、ほとんどのトレーダーを驚かせている」と述べた。 投資家は今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定と米雇用統計を待っている。ANZのアナリストは「投資家はFOMCを控え、慎重なままだ」と指摘した。(了)
[時事通信社]
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