〔インサイト〕金現物、下落=ドル高が圧迫(1日)
2018年8月1日
【ベンガルール・ロイター時事】欧州時間1日朝の金現物相場は軟調。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、ドル相場高に圧迫された。 0713GMT(日本時間午後4時13分)時点で、0.2%安の1オンス=1220.77ドル。 シンクマーケッツ・ドット・コムの主任市場アナリスト、ナイーム・アスラム氏は「FOMCの声明発表を前に、ドルが上昇した。FOMCの方向性を占う手掛かりになる」と語った。 米連邦準備制度理事会(FRB)は政策金利を据え置く見通し。インフレ上昇や堅調な経済成長を背景に、今年2回の利上げ想定を維持するとみられる。 米金利上昇はドル相場を支援し、金相場には圧力となる傾向がある。 ロイターのテクニカルアナリスト、ワン・タオ氏は、金現物は1オンス=1214~1226ドルのレンジで推移すると予想した。(了)
[時事通信社]
[時事通信社]
その他のニュース