〔インサイト〕金現物、横ばい=米リセッション懸念受けた株下落で(27日)
2019年3月27日
欧州時間27日午前の金現物相場は横ばい。米国債金利の低下や米経済指標の悪化で、米国が景気後退(リセッション)に陥るとの懸念が高まったことで、株式相場は圧迫されていた。 金現物は0603GMT(日本時間午後3時03分)時点で、1オンス=1315.58ドルと横ばい。 CMCマーケッツ(シンガポール)の市場アナリスト、マーガレット・ヤン氏は、「投資家は国債の長短金利の逆転を非常に強く警戒している。長短金利の逆転は多くの場合、リセッションの前兆と証明されてきたからだ」と述べた。 その上で同氏は、国債金利の低下は投資家がヘッジ手段を講じる十分な理由を提供しているとし、弱い内容の米経済指標も、金利を生まない金相場を支えていると指摘した。(ロイター時事)
[時事通信社]
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