〔インサイト〕金現物、上昇=香港めぐる対立で米中貿易合意を疑問視(28日)
2019年11月28日
欧州時間28日朝の金現物相場は上昇して推移している。トランプ米大統領が香港のデモ参加者を支持する法案に署名したことを受け、中国政府は報復措置を取ると警告。両国が貿易合意に達するか疑問視され、安全資産とされる金が買われた。 金現物は0659GMT(日本時間午後3時59分)時点で、0.1%高の1オンス=1455.63ドル。 ムンバイを拠点とするアナンド・ラティ・シェアーズ・アンド・ストック・ブローカーズの商品アナリストは「両国が年内に貿易合意に署名すると表明しているものの、どこで、誰が誰の元へ行くのか話し合っていない。そのためわたしは貿易合意への署名が簡単に行われるとは思っておらず、金相場は支援されるだろう」と話した。(ロイター時事)
[時事通信社]
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