〔インサイト〕金現物、下落=好調な中国製造業PMIとドル高で(2日)
2019年12月2日
欧州時間2日朝の金現物相場は下落。中国の好調な製造業購買担当者景況指数(PMI)で経済成長の兆候が示され、リスク資産が買われたほか、ドル高が金需要を弱めた。 金現物は0645GMT(日本時間午後3時45分)時点で、0.3%安の1オンス=1459.94ドル。 英調査会社マークイットと中国メディア財新がこの日発表した中国の11月の製造業PMIは、市場予想を上回る高水準だった。 11月30日に発表された中国国家統計局の製造業PMIでも景気拡大が示されていた。 ジェオジット・フィナンシャル・サービシズの商品調査部門責任者、ハレーシュ・V氏は「中国の好調な指標を受け、中国市場が上向いているとの楽観論が広がった」と指摘した。 また、ドル高により、金需要が一段と圧迫された。(ロイター時事)
[時事通信社]
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