〔NY金〕小反発(3日)
2021年2月3日
【ニューヨーク時事】3日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、前日に約2週間ぶりの安値となった反動から小反発した。4月物の清算値(終値に相当)は前日比1.70ドル(0.09%)高の1オンス=1835.10ドル。値幅は狭かった。
金相場は前日、ドル高・ユーロ安に伴う割高感や世界的な株高を受けて売りが活発化。この日朝方は、下落の後を受けて値頃感やポジション調整による買いが先行した。
ただ、新規材料不足のため買いの勢いは続かず、利益確定の売りにマイナス圏に沈む場面もあった。米長期金利が上昇傾向にあることも金利を生まない資産である金塊相場の重しとなっているもようだ。
金塊現物相場は午後1時半現在、0.200ドル高の1833.645ドル。
[時事通信社]
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