〔NY金〕3日続伸=週間では3.6%高(7日)
2021年5月7日
【ニューヨーク時事】週末7日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、市場予想を大きく下回った米雇用統計やドル安などを背景に買われ、3日続伸した。中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前日比15.60ドル(0.86%)高の1オンス=1831.30ドル。週間では63.60ドル(3.60%)高となった
朝方は1820ドル近辺で小動きだった。4月の雇用統計が発表され、非農業部門就業者数が前月比26万6000人増と市場予想を大きく下回り、失業率も6.1%と0.1ポイント悪化したことが伝わると、買いが膨らみ、一時2月11日以来の高値となる1844.60ドルまで上昇。対ユーロでのドル安進行もドル建て資産としての割安感からの買いを促した。
金塊現物相場は午後1時34分現在、1オンス=1829.775ドル。
[時事通信社]
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