〔NY金〕反落(3日)
2021年8月3日
【ニューヨーク時事】3日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は対ユーロでのドル高などが重しとなり、反落した。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比8.10ドル(0.44%)安の1オンス=1814.10ドル。
朝方は、米長期金利の低下を眺めて、金利を生まない資産として投資妙味の増した金塊には買いが先行。しかし、この日発表された6月の米製造業受注が市場予想を上回り、ドルが対ユーロで上昇すると、ドル建ての商品としての割高感から売られる展開となった。
市場の関心が6日の米雇用統計に向かう中で相場は方向感に乏しく、終盤にかけては1813ドル近辺で小動きとなった。
[時事通信社]
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