〔NY金〕続落、1811.50ドル(2日)
2021年9月2日
【ニューヨーク時事】2日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、株などリスク資産が上昇する中、ポジション調整の売りに押され、続落した。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比4.50ドル(0.25%)安の1オンス=1811.50ドル。
米労働省が発表した失業保険申請は前週比1万4000件減の34万件と新型コロナウイルス危機後の最低を更新。商務省が発表した7月の製造業受注は、前月比0.4%増と市場予想を上回った。堅調な指標を好感して米株価が上昇する中で、安全資産の金塊は売りに押された。外国為替市場でドルが対ユーロで下落するとやや買い戻されたが、終盤にかけては利益確定目的などの売りが出やすかった。
市場は翌3日発表の8月の米雇用統計に注目している。
[時事通信社]
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