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〔NY金〕3日ぶり反落、1800.10ドル(3日)

2022年1月3日

 【ニューヨーク時事】年明け3日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、薄商いの中、リスク選好ムードに押されて3営業日ぶりに反落した。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前営業日比28.50ドル(1.56%)安の1オンス=1800.10ドル。  新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の拡散により、大みそかには欧州などで1日当たりの新規感染者数が過去最多を更新。しかし、重症化リスクは低く、経済への影響は軽微にとどまるとの見方から、年明けのこの日は株式などリスク資産が物色され、安全資産とされる金塊は売りに押された。  一方、コロナ禍でインフレ高進が進み、米連邦準備制度理事会(FRB)は年半ばごろまでに利上げに踏み切るとの観測から、この日は米長期金利が上昇。外国為替市場ではドル買い・ユーロ売りが優勢となり、金利を生まず、ドル建てで取引される金塊相場を圧迫した。年明けで市場参加者が少なかったため、値は振れやすく、相場は1800ドルの節目を割り込む場面もあった。

[時事通信社]
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