〔NY金〕続伸、1825.10ドル(5日)
2022年1月5日
【ニューヨーク時事】5日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、ドル安・ユーロ高に伴う割安感を受けた買いが優勢となり、続伸した。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比10.50ドル(0.58%)高の1オンス=1825.10ドル。
外国為替市場でドル安・ユーロ高が進み、ドル建てで取引される商品に割安感が広がるる中、金買いが先行。相場は一時1830.70ドルまで上昇した。
新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」をめぐり、重症化リスクへの懸念は後退。一方で、感染者急増が労働供給などに影響し、物価上昇の長期化を招くとの警戒感がくすぶっており、インフレヘッジや安全資産としての金需要は根強い。
ただ、買い一巡後は上値が重い展開。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(昨年12月14、15日開催分)の公表を控えて、様子見ムードが広がった。
[時事通信社]
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