〔NY金〕続伸、1821.80ドル(7日)
2022年2月7日
【ニューヨーク時事】週明け7日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、インフレの高止まりに対する懸念やウクライナ情勢の緊張を背景に買われ、続伸した。4月物の清算値(終値に相当)は前週末比14.00ドル(0.77%)高の1オンス=1821.80ドル。
インフレの高止まりを背景にインフレヘッジとしての金の魅力が増し、金が買われた。ウクライナ情勢の緊迫化も依然として金の下値を支えた。ただ、米利上げ加速観測が強まる中、為替市場では対ユーロでドル高の流れ。ドル建てで取引される商品の割高感につながり、金は売られやすかった。米株高も安全資産としての金の売り圧力となった。
市場関係者によると、上値抵抗線は1825ドル、次いで1835.40ドルにある。下値支持線は1807.50ドル、ついで1800ドルにあるという。
[時事通信社]
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