〔NY金〕続伸、1966.60ドル(4日)
2022年3月4日
【ニューヨーク時事】週末4日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、ウクライナ情勢の緊迫化を背景に、続伸した。4月物の清算値(終値に相当)は前日比30.70ドル(1.59%)高の1オンス=1966.60ドル。週間では79.00ドル(4.19%)上昇した。
ロシア軍は4日、ウクライナ南東部にある欧州最大規模のザポロジエ原子力発電所を制圧。交戦では火災が発生した。原子炉に被害はなかったものの、状況によっては大惨事を引き起こしていた可能性があり、市場では警戒感が台頭した。世界的な株安となる中、算全資産とされる金に買いが集まった。債券市場で米長期金利が低下したことも、金利を生まない資産である金塊の支援材料。
[時事通信社]
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