〔NY金〕小反落、1942.80ドル(1日)
2023年2月1日
【ニューヨーク時事】1日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策決定を控えて様子見ムードが広がる中、小反落した。中心限月4月物の清算値(終値に相当)は前日比2.50ドル(0.13%)安の1オンス=1942.80ドル。
米労働省が1日発表した2022年12月の雇用動態調査(JOLTS)によると、非農業部門の求人数が3カ月ぶりに増加し、市場予想を上回った。堅調な米雇用を背景に米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの見方につながり、金塊市場の売り圧力となった。
引け後にFOMCの金融政策決定内容が伝わり、大方の予想通り25ベーシスポイント(bp)の利上げとなったが、直後の金相場の反応は限定的だった。市場関係者からは声明内容について「内容は今までとほとんど変わらず、ややタカ派寄り」との声が聞かれた。(了)
[時事通信社]
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