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〔NY金〕3日続落、1890.90ドル=6カ月半ぶり安値(27日)

2023年9月27日

 【ニューヨーク時事】27日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、米利上げ長期化観測がくすぶる中を米長期金利の上昇を眺めて、3日続落した。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比28.90ドル(1.51%)安の1オンス=1890.90ドル。これは中心限月の清算値ベースで3月上旬以来約6カ月半ぶりの安値水準。  ミネアポリス連邦準備銀行のカシュカリ総裁が前日、インフレ抑制のために年内あと1回の利上げを実施し、その後も高い水準に据え置く必要があるとの見方を示した。加えて、米金融大手JPモルガン・チェースのダイモン最高経営責任者(CEO)は25日、インドのメディアによるインタビューで、米金利は「最悪シナリオではスタグフレーションで7%になる」と警鐘を鳴らした。米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めが長引くとの見方が強まる中、米長期金利の指標とされる10年債利回りが上昇。金利を生まない資産である金は売りが優勢となった。また外国為替市場では、対主要通貨でドルが上昇。ドル建てで取引される商品の割高感が相場を圧迫し、心理的に重要な節目の1900ドルを割り込んだ。  市場の次の注目材料は29日に発表される8月の米個人消費支出(PCE)物価指数。市場関係者の間では、FRBが物価の目安として注目する同指標が弱めの内容となった場合、金相場は下支えられ、米利上げ長期化観測も幾分後退する可能性があるとの見方もあった。(了)

[時事通信社]
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