〔NY金〕3日ぶり反発、2901.10ドル(3日)
2025年3月3日
【ニューヨーク時事】週明け3日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、米政権による関税政策の行方に不透明感が広がる中、安全資産としての金が買われ、3営業日ぶりに反発した。中心限月4月物の清算値(終値に相当)は前日比52.60ドル(1.85%)高の1オンス=2901.10ドル。
トランプ米政権は翌4日、カナダとメキシコからの輸入品に25%の関税賦課、中国に対しては10%の追加関税を上乗せする措置を発動する予定。トランプ氏の発言通りに関税が発動すれば、相手国からの報復措置などにより米景気減速を招くとの見方が強まる中、安全資産としての金に買いが集まった。
また、米サプライ管理協会(ISM)が3日発表した2月の製造業購買担当者景況指数(PMI)は50.3(前月50.9)に低下し、市場予想(ロイター通信調べ)の50.6を下回った。これを受けて、米長期金利が低下。金利を産まない資産である金の投資妙味が高まり、金塊を支えた面もあった。セントルイス連邦準備銀行のムサレム総裁は3日、ワシントン市内で講演し、「あり得るシナリオ」として、「インフレが2%を依然として上回ると同時に、労働市場が鈍化する」ことを挙げた。金塊相場は前週中に3.55%安となったことで、安値を狙った買いも入りやすかった。
[時事通信社]
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