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〔NY金〕6日続伸、3635.50ドル=連日の最高値更新(3日)

2025年9月3日

 【ニューヨーク時事】3日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、米雇用関連指標の発表を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測が強まる中、金の買いが加速し、6営業日続伸した。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は、前日比43.30ドル(1.21%)高の1オンス=3635.50ドル。3営業日連続で史上最高値を更新した。  ウォラーFRB理事は3日朝方、CNBCテレビのインタビューで、16、17日に開催される次回連邦公開市場委員会(FOMC)で、労働市場の鈍化を踏まえて「利下げを開始する必要がある」と明言。この後、米労働省が発表した7月の雇用動態調査(JOLTS)によると、非農業部門の求人数は前月比17万6000件減の718万1000件(前月735万7000万件)と、市場予想(ロイター通信調べ)の737万8000件を下回った。労働市場の軟化を示唆する結果となり、次回FOMCで、0.25%の利下げに踏み切るとの観測が改めて拡大。利子の付かない金の投資妙味が高まり、相場は3600ドル台に乗せた後も、じりじりと上昇する展開となった。  米関税政策や中央銀行人事を巡る先行き不透明感もなお、投資家のリスク回避姿勢を強め、安全資産としての金需要を支援している。トランプ米大統領は2日、連邦巡回控訴裁判所が相互関税を違法と判断したことを受け、3日に最高裁に上訴する考えを表明。判決次第では、世界貿易に混乱が生じる恐れがある。一方、市場はトランプ氏による解任通告が違法だとして、クックFRB理事が起こした訴訟の行方にも注目。訴訟は最終的に最高裁まで持ち込まれる公算が大きく、中銀の独立性と金融政策についての信認への懸念が広がっている。

[時事通信社]
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