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〔NY石油〕WTI続落、59.60ドル(5日)

2025年11月5日

  【ニューヨーク時事】5日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、世界的な石油供給過剰懸念がくすぶる中を売りが優勢となり、続落した。米国産標準油種WTIの中心限月12月物の清算値(終値に相当)は、前日比0.96ドル(1.59%)安の1バレル=59.60ドル。1月物は0.89ドル安の59.42ドルだった。  米エネルギー情報局(EIA)が午前公表した週間石油在庫統計(10月31日までの1週間)によると、原油在庫は前週比520万バレル増と、増加幅は市場予想(同60万バレル増=ロイター通信調査)を大きく上回った。一方、ガソリン在庫は470万バレル減(予想は110万バレル減)、ディスティレート(留出油)在庫は60万バレル減(予想200万バレル減)といずれも減少した。市場は当初、原油在庫の大幅積み増しを嫌気して売りで反応。あと、ガソリン需給の引き締まりを背景に見直し買いが入り、相場は一時60.80ドル近辺まで上伸した。  ただ、買い一巡後は、根強い供給過剰懸念から利益確定や持ち高調整の売りが活発化。相場は再び60ドルを割り込んだ。カナダのカーニー政権初の予算案が4日公表され、同国政府は石油・ガスの二酸化炭素(CO2)排出量についてほかに効果的な抑制方法があれば、上限を設ける案を撤回する可能性があることが判明。国際エネルギー機関(IEA)が10月の月報で2026年に世界原油市場が日量400万バレルの供給過剰に陥ると予想していることもあり、供給過剰がさらに拡大するとの警戒感が強まった。  エネルギー消費二大大国である米中の製造業購買担当者景況感(PMI)の低迷が続き、需要減速への警戒感も根強い。米サプライ管理協会(ISM)が3日発表した10月の米PMIは前月比0.4ポイント低下の48.7となり、景況拡大と縮小の分岐点である50を8カ月連続で下回った。中国国家統計局が10月末公表した同月のPMIは前月から0.8ポイント悪化し、景気判断の境目とされる50を7カ月連続で下回った。  ▽ガソリン=反落。中心限月12月物の清算値は1.35セント安の1ガロン=190.93セント。  ▽ヒーティングオイル=反落。12月物の清算値は1.21セント安の1ガロン=243.25セント。

[時事通信社]
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