〔NY石油〕WTI反落、57.13ドル(6日)
2026年1月6日
【ニューヨーク時事】6日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、供給過剰観測が再燃する中、地政学的リスクを背景とした買い意欲は後退し、反落した。米国産標準油種WTIの中心限月2月物の清算値(終値に相当)は、前日比1.19ドル(2.04%)安の1バレル=57.13ドル。3月物は1.14ドル安の56.94ドルだった。
朝方は堅調。米政権による対ベネズエラ攻撃を受けた追随買いが入り、相場は一時58.90ドル近くまで上昇した。しかし、午前の統計発表が一段落すると、流れは反転し、一気に58ドルを割り込んだ。2026年の国際石油市場は大幅な供給過剰に傾くとの調査報告が再び意識されたほか、1月2日までの週の米原油・ガソリンの在庫が増加したとする市場予想が重しとなった。
ベネズエラ情勢を巡っては、トランプ大統領が3日のマドゥロ大統領拘束後、複数の石油大手に同国での生産体制増強に向けた投資を呼び掛け。今週には企業幹部らと会合を開く予定とされる。老朽化したインフラ更新には数年単位の時間がかかるとの見方は多いが、少なくとも制裁が緩和されれば短期的に同国からの輸出が増えるため、近く下落基調に戻る可能性が高いとの警戒ムードがくすぶった。
▽ガソリン=反落。中心限月2月物の清算値は1.94セント安の1ガロン=170.06セント。
▽ヒーティングオイル=反落。2月物の清算値は5.98セント安の1ガロン=208.30セント。(了)
[時事通信社]
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