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〔NY金〕反発、5242.10ドル(10日)

2026年3月10日

  【ニューヨーク時事】10日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物相場は、イラン紛争の長期化懸念が和らぐ中、インフレ懸念の後退やドル下落を背景に金の買い戻しが入り、反発した。中心限月4月物の清算値(終値に相当)は、前日比138.40ドル(2.71%)高の1オンス=5242.10ドル。  トランプ米大統領は9日、南部フロリダ州で記者会見し、対イラン軍事作戦は「間もなく終結するだろう」と言及。早期終戦の可能性を示唆する発言に加え、先進7カ国(G7)による石油備蓄の協調放出などで市場安定化を図る動きを受け、イラン情勢緊迫化に伴う供給混乱の長期化で高騰していた原油先物相場が急落した。原油価格の高止まりでインフレ圧力が強まり、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げペースを遅らせるとの観測も幾分後退し、利子の付かない資産である金の買い戻しが台頭。相場は5200ドル台に浮上した。  外国為替市場では、米イスラエルによるイラン攻撃開始後に活発化した「有事のドル買い」が一服。ドルが対ユーロで軟調に推移したため、ドル建てで取引される商品の割高感が後退し、金の買い地合いを支えた。

[時事通信社]
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