〔NY金〕3日ぶり反発、4152.60ドル(4日)
2026年8月4日
【ニューヨーク時事】4日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物相場は、米国とイランの戦闘終結に向けた交渉への進展期待から買われ、3営業日ぶりに反発した。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は、前日比62.10ドル(1.52%)高の1オンス=4152.60ドル。
ロイター通信によると、カタール政府高官は4日、米国とイラン間の紛争の外交的解決に向けた取り組みが継続していると報じた。さらに、ベセント米財務長官は同日、米CNBCテレビのインタビューで、米イランが一両日中にホルムズ海峡での商船の自由航行を認める合意に達する可能性があるとの考えを示した。これを受け、米原油相場は一時1バレル=75ドル台へ大幅下落。原油高に伴うインフレへの警戒感が幾分後退したほか、米長期金利の低下も支援材料となり、金利を生まない資産である金は買われた。
ただ、年内の米利上げ観測は根強く、相場の上げ幅は限定的だった。米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、インフレ圧力が徐々に和らいでいくとの楽観的な見方を維持しつつ、そうならない場合には、物価上昇圧力を目標に回帰させるため、連邦準備制度理事会(FRB)は利上げによる対応をためらわないとの考えを示した。
週内に米労働省が発表する7月の雇用統計を控え、足元の雇用情勢を見極めたいとの思惑も強かった。
[時事通信社]
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