〔NY金〕大幅続伸、4305.20ドル(5日)
2026年8月5日
【ニューヨーク時事】5日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物相場は、中東情勢の先行きが注目される中、対ユーロでのドル売りなどに支えられ、続伸した。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は、前日比152.60ドル(3.67%)高の1オンス=4305.20ドルと、中心限月清算値ベースでは6月中旬以来約1カ月半ぶりの高値水準。
外国為替市場では、対ユーロでドル売りが先行。ドル建てで取引される商品に割安感が生じ、金が買われた。また、米ニュースサイト「アクシオス」は4日、原油輸送の要衝であるホルムズ海峡の通航再開に向け、イラン、オマーン、米国の3カ国が暫定合意の妥協に近づいていると報道。トランプ米大統領は4日、「われわれは極めて順調に進んでいる」とした上で、「48時間以内」に答えが出るだろうと語った。これを受け、中東情勢の一段の悪化を巡る懸念がひとまず後退。この日の米長期金利が低水準にとどまっていることも金相場を支えた。
アメリカン・ゴールド・エクスチェンジのジム・ワイコフ氏は5日付のリポートで「週央により多くのテクニカルな買いや安値を狙ったと見られる買いが目立った。金と銀はともに上方ブレイクアウトを形成し、短期的に一段高となる可能性を強く示唆している」と述べた。
米民間雇用サービス会社ADPが発表した7月の全米雇用報告によると、非農業部門の民間就業者数は前月比4万4000人増と、市場予想(ロイター通信調べ)の7万人増を下回った。米サプライ管理協会(ISM)が発表した7月の米サービス業購買担当者景況指数(PMI)は54.1と事前予想を下回った。雇用指数も6月から低下しており、週末に発表される7月の米雇用統計の内容が注目される。
[時事通信]
[時事通信]
その他のニュース
